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三重県桑名市の漢方薬局。不妊(子宝)、自律神経失調症、更年期障害、アトピー、皮膚疾患、ガン相談など。

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〒511-0811 三重県桑名市東方327-3 ルラージュ1F

更年期障害と漢方薬menopause

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更年期障害とは

更年期障害で苦しむ婦人

女性は40歳を過ぎると、卵巣機能が低下してきます。それに伴い卵巣から分泌される女性ホルモンのひとつである卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が減少してきます。すると視床下部、脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンが乱れ、自律神経も乱れてきます。更年期障害の原因は、ホルモンバランスや自律神経の乱れに加えて、家庭、職場、社会でのストレスや、もともとの性格なども関係してきます。更年期障害のほとんどが、閉経を挟む前後10年間ほどでに起こります。年齢的には45歳〜55歳くらいに起こりやすいです。更年期障害は、すべての女性が経験するわけではなく、約半数の女性が経験すると言われています。更年期障害のような、いろいろな症状が一度に出やすい疾患には、一つの処方で、いろいろな症状を緩和する漢方薬が非常に有効とされ、漢方修徳薬局でも得意とする疾患の一つです。
症状は下記のようなものがあり、症状の現れ方や程度は人によってさまざまです。

【こころの症状】
イライラ感、憂うつ感、不安感、緊張感、無気力、パニック、涙もろい、悲しくなる、集中力の低下

【全身の症状】
倦怠感、疲れやすい、微熱が続く、めまい、ふらつく、ほてる、不眠、眠りが浅い、朝起きれない

【消化器の症状】
食道のつかえ、食道の異物感、吐き気、腹部膨満感、腹部の張り、腹鳴、胃の不快感、食欲不振、便秘、下痢、ガスがたまる

【呼吸器の症状】
息苦しい、息がつまる、息切れ、過呼吸

【心臓・血管系の症状】
動悸、胸部の圧迫感、胸苦しい、めまい、立ちくらみ、のぼせ、冷え、血圧の変動、不整脈

【皮膚の症状】
多汗、汗が出ない、乾燥肌、かゆみ

【頭・耳・目・口の症状】
頭痛、頭が重い、耳鳴り、耳の閉塞感、目の痛み、目の乾き、疲れ目、口の乾き、口の中が痛い、味覚異常

【手・足・筋肉・関節症の状】
しびれ、痛み、力が入らない、冷え、ほてり、肩こり、関節のだるさ

【泌尿器・生殖器の症状】
頻尿、残尿感、尿が出にくい、性交障害、外陰部のかゆみ、外陰部の灼熱感


更年期障害の婦人科治療

更年期障害の治療は、足りなくなった女性ホルモンを補う「ホルモン補充療法」が中心です。
ホルモン補充療法の注意点は、長期に続けることで乳ガンのリスクがわずかに高くなったり、薬による肝臓への影響が出やすいことです。そのため、ホルモン補充療法中は特に、子宮ガン検診・乳ガン検診・一般の健康診断を年に1回は受けると良いそうです。


漢方薬で治す更年期障害

女性の疾患を得意とする漢方薬は、更年期障害にも有効です。更年期障害のようなホルモンバランス、自律神経の乱れによって生じるさまざまな不定愁訴は漢方薬で改善しやすいので安心して頂ければと思います。
更年期障害の女性にみられる体質は、【肝鬱】体質、【肝鬱化火】体質、【腎陰虚】体質、【肝腎陰虚】体質、【心腎陰虚】体質、【腎陽虚】体質などがあります。
ホルモン補充療法や抗うつ剤、安定剤を服用することに抵抗を感じる方は、体質に合わせた漢方薬で更年期障害による辛い症状を治してみませんか。
もちろん、ホルモン補充療法や抗うつ剤、安定剤などの病院治療との併用を希望される方は、漢方薬と併用できますのでご安心ください。

※実際には、全身症状が全てあてはまる方は、ほとんどいませんが参考にして下さい。

体質 全身症状
肝鬱気滞
肝鬱化火
イライラ感、ゆううつ感、不安感、情緒不安定、ため息、胸苦しい、息苦しい、めまい、大便がスッキリでない、のぼせ、ほてりなど
 腎陰虚 体の熱感、のぼせ、手のひら足の裏のほてり、顔面紅潮、イライラ感、めまい、耳鳴り、足腰がだるい、 肌荒れ、皮膚の乾燥感、寝汗など
肝腎陰虚 腎陰虚の症状以外に、頭痛、目の充血、目やに、視力障害など
心腎陰虚 腎陰虚の症状以外に、不眠、動悸、眠りが浅い、夢をよく見る、物忘れなど
腎陽虚 元気がない、手足が冷えやすい、寒がり、顔色が悪い、足腰がだるい、めまい、むくみやすい、頻尿、尿失禁など

更年期障害でお悩みの方へのアドバイス

  • ひとりで悩まないようにしましょう
    ちょっとしたことで、イライラしたり、不安になったり、心配したり、悲しくなったり、ゆううつになったりと更年期には心が不安定になりがちです。ひとりで悩んでいるとより不安定になりやすいので、思い切って家族や友達に話してみると気持ちが楽になると思います。実際に、私の所に漢方相談にお越し頂く方も『話をするだけで気持ちが楽になった』と言ってもらえています。
    また、引きこもらずに、ウォーキング、ガーデニング、映画鑑賞など好きなことをしてリフレッシュする事も大切です。
  • 軽い運動をしましょう
    ウォーキング、ストレッチ、スイミングなどの軽い運動は代謝を良くしホルモン分泌が刺激されます。更年期による不定愁訴の軽減や予防に良いとされています。継続することがポイントです。
  • 正しい生活リズムを保ちましょう
    慢性的な疲労やストレスが更年期障害を悪化させる可能性があります。睡眠と食事を規則正しくとったり、趣味を見つけてストレスをためないようにしましょう。

更年期障害が治った。喜びの声

(漢方薬の効き目や、改善までの時間は個人差があり、全ての人が同じように効果を感じられるわけではないということはご了承ください。)

更年期障害 症例1

53歳 女性

【症状】

53歳頃からめまい、頭痛、動悸がするようになりました。精神的ストレス、疲れがたまった時、季節の変わり目などに症状が出やすい。

【漢方薬を服用してから】

問診をしてみますと、【肝鬱気滞】体質がみられたため、ホルモンバランス、自律神経を整える漢方薬を飲んで頂きました。
漢方薬を飲んで1ヵ月後・・・めまい、頭痛が全くなくなりました。
その後も、3ヵ月間続けて頂きました。
3年後、再び、めまい、動悸、不安感があるようになり漢方相談にお越し頂きました。
漢方薬を飲んで1ヵ月後・・・めまい、動悸ともに少し軽減しました。
漢方薬を飲んで2ヵ月後・・・めまい、動悸はだいぶ良くなりました。ただし、ストレス、心配事があると不安感があります。
漢方薬を飲んで6ヵ月後・・・更年期による不定愁訴が治りました。

更年期障害 症例2

57歳 女性

【症状】

もともと、自律神経を乱しやすく、数年前から手足の先が冷え、顔ののぼせ(ホットフラッシュ)、不安感、ゆううつ感、イライラ感、動悸、ふわふわ感、めまい、足のしびれ、胸苦しい、食欲低下、下痢軟便が続いています。

【漢方薬を服用してから】

更年期障害の特徴ですがたくさんの自覚症状がありました。
漢方薬を飲んで1ヵ月後・・・少しずつ体調良くなりました。食欲が出て、下痢軟便はなくなりました。
漢方薬を飲んで3ヵ月後・・・一番つらい冷えのぼせが、ほぼ良くなり喜んで頂けました。体調全般に良い。
体調が良いということで本人様のご希望で1年ほど続けて頂きました。その後、時々、同じような症状が出るようですが、その都度、1ヵ月ほど漢方薬を飲んで頂き改善して頂いております。

更年期障害 症例3

53歳 女性

【症状】

几帳面で完璧主義の方で、めまい(ふわふわ感)、のぼせ、眠りが浅く夜中に目が覚める、首こり、肩こり、血圧不安定が続いています。

【漢方薬を服用してから】

更年期障害の特徴ですがたくさんの自覚症状がありました。
漢方薬を飲んで1ヵ月後・・・めまい、首・肩こりが治まり、血圧の不安定も落ち着きました。
漢方薬を飲んで2ヵ月後・・・のぼせ、夜中に目が覚めることもなくなりました。
漢方薬を飲んで7ヵ月後・・・体調ほぼ良くなり、元気になって頂きました。

更年期障害は体質に合わせた漢方薬で改善できます。
お気軽にご相談ください。

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