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三重県桑名市の漢方薬局。不妊(子宝)、自律神経失調症、更年期障害、アトピー、皮膚疾患、ガン相談など。

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心臓神経症と漢方薬cardiac neurosis

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心臓神経症とは

正常な心電図検査

心臓神経症とは、西洋医学的な検査(心電図など)や診察をしても心臓に器質的な異常が認められないにもかかわらず心臓病と似た症状を示します。

「心臓に異常がないので大丈夫です」と薬を処方されなかったり、精神科の受診をすすめられることもあります。

実際に症状があるのに薬が出なかったり、精神科をすすめられると「えっ!どうしたらいいの?」と思われている方も多いでしょう。
心臓神経症のような自律神経の乱れから生じる症状は漢方薬の得意分野で漢方修徳薬局でも得意としております。精神科に通院したくない方や症状が続くことに不安を感じる方は、お気軽にご相談ください。

【心臓神経症の原因は?】

心臓神経症はもともと神経質な人に起きやすい病気です。その神経質な性格に加えて、環境の変化、心臓病の誤った知識、過労、ストレスなどの要因がきっかけとなって、「心臓病ではないか」という不安感によって引き起こされていると考えられています。

【心臓神経症の症状は?】

動悸、胸苦しさ、息苦しさ、胸の痛み、胸の圧迫感、めまいなど感じ方は人それぞれです。

多くの方は心臓の症状以外に自律神経の乱れによる症状を伴います。
例えば、不安感、ゆううつ感、呼吸が浅い、だるさ、食欲不振など。
詳しくは、『自律神経失調症と漢方薬』のページもご参照ください。


検査しても異常がない心臓神経症は
漢方薬がよく効きます。

自律神経の乱れを整えることを得意とする漢方薬は、心臓神経症にもよく効きます。
漢方薬を飲んで1ヵ月未満で改善する方や半年、1年かかる方もいますが、心臓神経症は漢方薬で軽快しやすい疾患ですので、ぜひ漢方薬を試して頂ければと思います。

心臓神経症には、『肝うつ気滞タイプ』、『心気虚』、『心陽虚タイプ』、『心血虚タイプ』、『心気陰両虚タイプ』、『水毒タイプ』などさまざまなタイプがあります。
下記にタイプ別に書いておきます。

肝うつ気滞(かんうつきたい)タイプ

ストレスを受けやすい方が多いタイプです。

症状は、胸苦しい、のどの閉塞感、憂うつ感、気力がない、ため息が多い、食欲不振、お腹が張りやすいなどを感じやすい傾向にあります。ストレスが原因で心臓神経症になった方やストレスを受けると症状が悪化する方に多いタイプです。

ストレスを緩和してリラックスさせるために柴胡、青皮、枳実、香附子、延胡索、烏薬などの疏肝理気薬が配合された漢方薬を用います。

心気虚(しんききょ)タイプ

気が虚しているので、虚弱で体力がない方が多いタイプです。

心臓神経症の症状としては動悸、息切れ、胸苦しいなどがおきやすいです。
その他の全身症状では、倦怠無力感、不安感、めまい感を生じることもあります。時には胸痛を生じることもあります。

体力を付けるために炙甘草、人参、党参、黄耆などの補気薬、不安感を除くために丹参、酸棗仁、遠志、茯神などの養血安心薬が配合された漢方薬を用います。

心陽虚(しんようきょ)タイプ

上記の心気虚に冷えが加わると心陽虚になります。。
虚弱で体力がなく、手足が冷えやすく、寒がりな方に多いタイプです。

心臓神経症の症状は心気虚タイプと同じで、動悸、息切れ、胸苦しいなどがおきやすいです。
その他の全身症状では、倦怠無力感、不安感、めまい感の他に手足の冷え、寒がりを感じる傾向にあります。

心気虚に用いる漢方薬に桂枝、附子などの温める生薬を加えた漢方薬を用います。

心血虚(しんようきょ)タイプ

神経質で不安感や後悔しやすい方に多いタイプです。

症状は動悸、不安感、驚きやすい、後悔しやすい、悲しい、めまい感、不眠などを感じやすい傾向にあります。

栄養を付けるために丹参、熟地黄、当帰、竜眼肉などの補血薬、不安感を除くために丹参、酸棗仁、遠志、茯神などの養血安心薬が配合された漢方薬を用います。

水毒(すいどく)タイプ

水分を摂りすぎている方、水分代謝が悪い方、ぽっちゃり水太り体型の方に多いタイプです。

症状は、動悸、息切れ、めまい、むくみなどを感じやすい傾向にあります。

体内に停留した余分な水分を除くために、白朮、茯苓、沢瀉、防已などの利水薬が配合された漢方薬を用います。


心臓神経症でお悩みの方へのアドバイス

  • ひとりで悩まないようにしましょう
    まずは、病院で検査をしましょう。そこで、心臓にに異常がなければ心臓に対する不安が軽くなり気分も楽になれると思います。それでも、不安や息苦しい、動悸、胸痛などの神経症状があれば漢方薬などで体調を整えてみましょう。
  • 軽い運動をしましょう
    ウォーキング、ストレッチ、スイミングなどの軽い運動は代謝を良くし、自律神経の乱れによる心臓神経症、不定愁訴の軽減や予防に良いとされています。継続することがポイントです。
  • 正しい生活リズムを保ちましょう
    慢性的な睡眠不足やストレスは心臓神経症を悪化させる可能性があります。睡眠を規則正しくとったり、趣味を見つけてストレスをためないようにしましょう。

心臓神経症から解消された喜びの声

(漢方薬の効き目や、改善までの時間は個人差があり、全ての人が同じように効果を感じられるわけではないということはご了承ください。)

3年前からの胸痛、動悸が1ヵ月で軽減 症例1

19歳 女性

【症状】

3年ほど前から呼吸したり、笑ったり、ストレスが加わった時に胸痛、動悸、息苦しくなるようになりました。病院で検査しても異常がなく心臓神経症と診断を受けました。

【漢方薬を服用してから】

心臓神経症は自律神経を調整することで改善するので自律神経を調整する漢方薬を飲んで頂きました。
漢方薬を飲んで1ヵ月後・・・胸痛、動悸、息苦しさが軽減しました。

その後は、あと1ヵ月漢方薬を飲んで頂きほぼ症状が改善しました。

動悸、胸痛が改善 症例2

42歳 女性

【症状】

3年前にも、車の運転中、外食中、寝る前などに動悸や心臓がチクチク痛む事がありました。1ヵ月ほど前から3年前と同じで動悸と心臓の痛みを感じるようになりました。
病院で検査をしても心臓や甲状腺に異常はなく心臓神経症と診断を受けました。
病気に対する不安があり少しでも体調が悪いと心配をしております。

【漢方薬を服用してから】

不安感、疲労、むくみがあり低血圧の方でしたので、体力を付けながら自律神経を整える漢方薬を飲んで頂きました。
漢方薬を飲んで2週間後・・・動悸がおきにくくなりました。

その後は体調が良くなり半年ほど漢方薬を中断しました。

半年後、動悸や心臓のチクチク感が再度出てきたので再度、漢方薬を飲んで頂きました。
この方は、漢方薬の効きが良く今回も2週間で症状が改善しました。
その後も、体調管理のためにご自身の希望で継続して飲んで頂いております。

動悸、めまいが改善 症例3

34歳 女性

【症状】

4ヵ月前にショックなことがあり、それ以降、不安感・憂うつ感があり常に緊張していて心が休まらない状態でした。そんな状態が続き、ある日運転中に動悸とめまいが起こりました。その後も頻繁に動悸とめまいが起こるようになりました。

【漢方薬を服用してから】

この方は完全に自律神経の乱れが原因ですので自律神経を整える漢方薬を飲んで頂きました。
漢方薬を飲んで1ヵ月後・・・動悸とめまいはあるが程度が軽くなりました。
漢方薬を飲んで2ヵ月後・・・ひと月に4回ほどあった動悸が1回に減りました。
漢方薬を飲んで4ヵ月後・・・動悸もめまいも起きなくなりました。

その後もご自身の希望でしばらく漢方薬を継続して頂きました。

(この方には、漢方薬、感応丸を飲んで頂きました。)


心臓神経症(動悸、胸苦しさ、息苦しさ、胸の痛み、胸の圧迫感、めまい)は
体質に合わせた漢方薬で改善できます。
お気軽にご相談ください。

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